不動産取引とFX、先物取引、REITの違い

FX、先物取引の危険性って?

株式取引以上に投機的要素が大きいのがFXと先物取引です。
FXは外国為替証拠金取引のことで、外国の通貨を安値で買って高値で売る、逆に高値で売って安値で売って差額で儲けるといった商品です。

 

先物取引は、特定の商品を特定の期日に約束した価格で売買するもので、その差額で利益を出したり損をしたりします。

 

どちらにも共通するのが、持っているお金以上の取引ができるというレバレッジを聞かせられるということです。
もちろん、利益面で考えれば小さな値動きで大きな利益を上げることができますが、逆に損失も大きくなる可能性が非常に高い投資商品と言えます。
先物取引は、投資金額がゼロ(0)になることもあり、まさに「賭け」「ばくち」みたいなもんですね。
もちろん、うまく取引して稼いでいる人もいるので、全員にあてはまることではないですが、その可能性があるということは認識しておきましょう。

 

REITのメリットデメリットは?

REITは不動産取引を扱う商品として最近人気のある投資商品です。
REITは投資信託の一種で、投資家から資金を集めて不動産を運用し、その運用益(賃料や売却益)を投資家に分配するという商品です。

 

投資のプロに任せるので、一見、安定して収入が得られそうですが、落とし穴としては利益が少ないこと。
一般的に良い条件と言われるREITでも、年利4%程度ですので、とても毎月の安定収入が得られるろいったレベルではないですよね。。。

 

例えば、100万円を元手に始めたとして、年間で得られる利益は多くて4万円程度ということになります。
小遣い程度に稼ぎたいという人であればいいですが、将来の資産形成や不安解消をしたいという人にとっては、あまりメリットはないですね。。

 

もちろん、投資額を増やせばその分リターンも増えますが、大きな利益を得るには大きな資金が必要になります。

 

以上のように、代表的な投資商品の説明をしましたが、どれも「安定した収益」を得るのには適していないと言えます。

 

対して不動産投資は?というと、ローリスクでミドルリターン、そして長期的にそれが続くという非常に大きいメリットがあります。

 

不動産投資のメリット

不動産投資の収益は、毎月の家賃収入が基本となっているので、その不動産(物件)を持っている限り安定した収益を得ることができます。
また、物件購入時にローンを利用したとしても毎月の家賃収入を返済に回すことにより、負債が減るため自己資本が増えることになります。

 

更に、不動産が値上がりすれば、最終的に不動産の売却益によるキャピタルゲインを得ることもできます。

 

そして、実はもう一つ大きなポイント(メリット)があります。
不動産投資は、物件の購入から、管理、運用までその道のプロに任せることができる体制が整っているのです。
信頼できる管理会社を選べば、日々の運営にはさほど手間はかからず、文字通り不労所得のようなイメージも達成することができます。

 

更に、賃料に加えて最終的に不動産を売却したり、買い増したりという、不動産のポートフォリオを適切に構築していけば、堅実な資産形成ができるでしょう。

 

ということで、不動産の投資には他の投資商品になりメリットがるということがお分かりいただけましたでしょうか?